機器設置・ダクト配管工事

令和2年7月1日

 今日から7月に突入。梅雨の湿気に日本特有の蒸し暑い季節がやって来ました。

工事日誌です。

1:床下には、湿気を調整するファースシリカがまかれています。湿気を吸ったり吐いたりして室内の湿度の調整を

してくれますし、空気清浄機能も持ち合わせたシリカゲルの改造版です。

 合わせて熱を蓄えてくれる板(タイトプレート)も床下に敷き込みます。

床下蓄熱材・調湿材

2:屋根裏部屋

ここは、このシステムの心臓部が設置されています。

壁掛けエアコンから温かい空気と冷やされた空気を箱の中に送り込み床下までファンで送ります。その空気が外部の温度変化の影響を受けやすい外壁面を通って1階外壁面⇒1階の天井⇒2階の外壁面⇒2階の天井⇒小屋裏へと流れて行って輻射熱で家全体の温度を一定にしてくれます。 

外部の熱影響を受ける外壁面は、外断熱パネルと、気密性確保のために、現場発泡のウレタンで覆われていて、外部と内部にそれぞれ通気層があります。また、おうちの中で一番外部の熱の影響を受ける屋根面も現場発泡のウレタン9センチで覆われていて屋根仕上げ材の下の通気層で熱の影響を少なくします。床下部分の基礎部分もすべて現場発泡のウレタンで覆われています。

小屋裏機器ダクト2天井面のウレタン吹付・機器ダクト1小屋裏から床下へのダクトの様子

小屋裏に戻って来た空気は、外部の新鮮な空気を熱交換機を通して取り込みます。これは、せっかく温めたり冷やしたり湿度調整した空気をうまく新鮮な空気にバトンタッチしてくれるエコな機器です。この機械を通った新鮮な空気は、一番最初の床下部分に吹き込まれる箱に戻って合わせて空気の循環に利用されます。

これにより、家中同じ温度同じ湿度の気持ちのいい空間をお届けいたします。湿度50%・夏の室温25度・冬の室温22度の快適な室内環境です。

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